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2005年01月20日

中山文部科学相の発言をうけて

18日の中山文部科学相の発言(総合的学習の削減も含めた教育課程の見直しが必要だ)を受けて、教育現場はいろいろと動揺しているようですが、19日文部科学省も現在の学習指導要領が目指している学力が低下していることを公式に認める中間報告を発表しました。

ニュース▽
■中山文科相、総合学習削減の意向 教科の授業時間確保
■ゆとり教育、転換明確 文科省「学力低下」認める
■総合学習削減に歓迎、戸惑い… 京都府内の教育現場

たぶん、これからは改善の方向へ動くのだと思いますが(私は総合学習と授業時間の削減は失敗だったと思っています)そのハザマに入ってしまった子供たちの学力は戻ってはきません。
近隣の小学校では、総合学習と社会科で「町の今昔」を調べます。年間何十時間も費やしてほとんどそれを学習します。ところがこの町の子供たちは転勤族が多いのです。引っ越していってしまえばそれっきり。ここはどんな県で全国にはどんな都道府県があるかなどまったく学習しないで中学生です。
またその先の中学校では世界地理で3つの国についてだけ学習します。3つですよ?たった3つ!3つ以外は国名すら学習しません。まさに削減極まれりという感じです。それもほとんど調べ学習なので、お友達のノートを丸写しした子の意識には何も残っていないでしょう。

国が学力低下の責任を感じるなら、少しでも早く改善してほしいですね。でもとりあえず今現在、自分の子の学力は親が何とかしなくちゃなりませんね。


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投稿者 edupark : 2005年01月20日 11:20

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