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2004年12月15日

「ゆとり教育」の方針を、転換?

OECDの国際調査結果に続き、国際数学・理科教育調査(TIMSS)の調査でも日本の学力低下が浮き彫りになりました。文科省も学力低下を認め、標準授業時間の見直しの検討に着手するらしいです。減り続けていた授業時間が約30年ぶりに増えるかもしれないとのことですが、でも、もう義務教育を終えてしまった人たちに対しての責任は誰がとるのでしょうね?

文部科学省は14日、小中学校などの授業時間を増やすため、標準授業時間の見直しの検討に着手した。高校1年の読解力低下を示す今月7日の国際調査結果に続き、小中学生の学力低下傾向を示す結果(*)が出たのを受けての措置。実現すれば1977年から減り続けていた授業時間が約30年ぶりに増加に転じることになり、文科省が推進してきた「ゆとり教育」の方針を、事実上、転換することになる。省内には異論もあり、慎重に検討を進めている。(12/15読売新聞)
(*)TIMSSでは基礎的な学力や知識を調査します。
一例では、はかりの上に荷物を縦にのせた時と横にのせてた時の重さは?という問題で、「重さは同じ」という正解が出せない子がたくさんいたそうですよ。。。


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投稿者 edupark : 2004年12月15日 08:44

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